2022.06.15
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vol.4 介護職員はどのくらい有給休暇を取得している?「休めない…」の背景にあるものとは?

5分で読めるポイント解説 介護職労働実態調査

働き方改革法案の成立により労働基準法が改正され、2019年4月から、企業は年間10日以上の有給休暇が付与されている労働者に5日以上取得させることが義務化されました。しかし介護現場では人手不足が深刻化しており、満足に有給休暇を取得できていないと感じる方が多いようです。そこで本記事では、介護職員における有給休暇取得の実態を解説します。また、厚生労働省・年次有給休暇取得促進特設サイト内にある『企業向け自己診断ツール(無料)』もご紹介します。貴社で働く職員の現状把握(働き方・休み方の実態調査)にお役立てください。
編集・構成/メディカルサポネット編集部

vol.4  介護職員はどのくらい有給休暇を取得している?「休めない…」の背景にあるものとは?

 

以下は「介護職白書2021年度版」における、有給休暇に関する調査結果です。

介護職員が有給休暇を取れていない要因は●●だった!

「マイナビ介護職」に登録している会員1093名に、現在の職場の 1 年間の有給休暇の取得状況(前年度の取得実績)を尋ねたところ、「だいたい希望どおり取れている」が 32.8%と最も多く、次いで「希望どおり取れている」21.8%、「あまり取れていない」20.5%、「勤続 1 年未満のため前年度の実績なし」16.9%、「全く取れていない」8.1%の順に挙げられました。

 

vol.4  介護職員はどのくらい有給休暇を取得している?「休めない…」の背景にあるものとは?

 

「希望どおり取れている」と「だいたい希望どおり取れている」を合計した、有給休暇を取れていると感じている人は全体の 54.6%です。一方、「あまり取れていない」と「全く取れていない」を合計した28.6%の人は有給休暇を取れていないと感じていることがわかります。そこで、有給休暇が取れていないと感じていない方にその要因を尋ねました。

 

vol.4  介護職員はどのくらい有給休暇を取得している?「休めない…」の背景にあるものとは?

 

 

介護職員が求める「有給休暇を取得しやすい取り組み」とは?

では、介護職員が有給休暇を取得しやすくするためには、どのような取り組みが求められるのでしょうか。

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