2022.06.10
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vol.3 介護職員が感じる主なストレス要因とは?どのような就業環境を求めている?

5分で読めるポイント解説 介護職労働実態調査

vol.2の記事で、介護職員が入職して戸惑ったこと・困ったことをご紹介しました。では転職活動終了後、ある程度の勤務期間を経た方は、どのようなことにストレスを感じ、どのような職場環境を求めるのでしょうか。当記事では、「介護職員が感じる仕事のストレス要因と求める就業環境」を「マイナビ介護職」のご登録者を対象にアンケートを実施し、その調査結果をまとめた「介護職白書2021年度版」のデータをもとに、詳しくご紹介します。
 
編集・構成/メディカルサポネット編集部

5分で読めるポイント解説 介護職労働実態調査

 

以下は「介護職白書2021年度版」における、退職・転職動向に関する調査結果です。

介護職員はどのくらいの頻度でストレスを感じているのか?

介護の仕事は体力的な仕事が多い一方で、精神的な負担も大きな仕事です。そして、一緒に働く仲間や医療機関で働く方、利用者、利用者の家族などさまざまな方と関わりを持つためコミュニケーションについて悩み、ストレスを感じる方が多い傾向にあります。では、介護職員はどのくらいの頻度でストレスを感じているのでしょうか。

 

 

現在の職場において、仕事をする上でストレスを感じる頻度を尋ねたところ、「ほぼ毎日感じている」が 57.0%と際立って多く、次いで「週に何度かは感じている」25.7%、「月に何度かは感じている」11.1%と続き、頻度はさまざまであるものの全体の 93.8%がストレスを感じていると回答しています。 では、何に対しストレスを感じているのでしょうか。次のトピックスで具体的に解説します。

 

介護職員は何にストレスを感じているのか?

 

        

 

 

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