2023.09.06
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【感染症情報】新型コロナが2週連続増
感染性胃腸炎、インフルエンザなども増加

メディカルサポネット 編集部からのコメント

8月上旬にいったん落ち着いていた、新型コロナウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が2週連続で増加しました。そのほか、例年には珍しく、この時期にインフルエンザの患者数も増加しており、感染性胃腸炎も増加しています。

各々、基本的な感染予防策を行うことが望まれています。

                                           

 国立感染症研究所がまとめた8月21日から27日までの1週間(第34週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、新型コロナウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が2週連続で増加した。感染性胃腸炎、インフルエンザ、ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)も増えた。【新井哉】

  

〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比6.9%増の19.07人。都道府県別の上位3位は、岩手(31.71人)、青森(31.3人)、宮城(29.54人)。

  

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比29.6%増の2.76人。過去10年の同期の平均と同程度。都道府県別の上位3位は、大分(6.22人)、宮崎(5.0人)、香川(4.82人)。

  

〔インフルエンザ〕報告数は前週比38.6%増の1.4人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、沖縄(5.41人)、宮崎(3.17人)、福岡(2.65人)。

  

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比17.2%増の1.09人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、山形(6.07人)、福岡(3.71人)、青森(2.66人)。

  

〔手足口病〕報告数は前週比28.8%増の0.94人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(3.1人)、佐賀(2.78人)、宮崎(2.72人)。

  

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比7.9%増の0.68人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、大阪(2.47人)、福岡(1.87人)、兵庫(1.66人)。

           

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 出典医療介護CBニュース

             

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