2021.10.20
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【コメディカル職】求職者の動向、面接・見学時に見るポイント・定着率を高めるための秘訣…全てお話します!!

Vol1. 『マイナビコメディカル』キャリアアドバイザー

【コメディカル職】求職者の動向、面接・見学時に見るポイント・定着率を高めるための秘訣…全てお話します!!

 

 

1.「マイナビコメディカル」へ登録する求職者の傾向を教えて下さい。

「マイナビコメディカル」には20~60代の幅広い年齢層の方々がご登録いただいております。しかし、一番ご登録が多い年齢層は20~30代です。「転職活動が初めて」という方が多いので、進め方を丁寧にお伝えしながら、求職者様が転職活動を失敗しないようにサポートしております。また、職種による傾向もございます。PT・OT・STのリハビリ職に関してはPTが男性のご登録が多く、OTとSTは女性のご登録が多いです。男性のご登録が多いPTに関しては、将来を見据えた給与UPを目的とした方のご登録が多いです。OT・STに関しては女性が多い職場になるので、働きやすさを目的とした(例:残業が少ない、有給休暇を取得しやすい等)方のご登録が多いです。

 

 

2.現役キャリアアドバイザーが聞いた求職者の“ホンネ”について教えて下さい。

2020年以降はコロナの影響で、「転職を検討したい」という方がやはり多かったです。中でも、「賞与が出なくなった、今後の経営に不安を感じるので転職したい」「地元で転職先を見つけたい(Uターン転職)」という方が目立ちました。コロナ禍中、現在の就業先に対し将来的な経営・就業体制面においての不安や都市部へ住んでいることへの不安が強く出たのだと考えます。面接時に求職者を安心させるという意味でも、コロナに関してどのような対策を取っているか、例えば、「直近の給与や賞与実績をこんな感じですよ」と報告をしたり、就業する上で感染リスクに不安を感じているのであれば「うちの病院はこういう風に感染症対策を行っておりますよ」と丁寧に説明していただければ、貴院・貴社に対し安心感を抱き、好印象を与えられると感じます。 

 

 

3.求職者は求人票のどこを見て、面接・見学先を選んでいるのか教えて下さい。

PT・OT・STのリハビリ職の方は労働条件よりも、働く環境を重視し転職活動を行う方が多いです。このため、求人票には現在就業する方の年齢層、人数体制、有給休暇の取得率、残業時間、産休・育児休暇取得者割合など数字を入れて具体的に記載することをオススメしております。他、研修や教育体制、退職金の有無についての項目をじっくりと見ている方が多いです。20代、30代の転職が初めてという方が多いため、求人票を隅々まで確認し、慎重に面接・見学先選定を行う方が大多数です。 

 

 

4.見学時に応募者を迎える際、事業者様が注意すべきポイントはありますか。

求職者が見学先に行く理由としては、どのような職場環境(現在就業する職員や患者様はどのような様子か)か自分の目で見て確認したいという点と、どのようなリハビリをしているかという点が気になり訪問します。見学をする時間が夕方過ぎになってしまうと、患者様が帰宅してしまい、「活気が無い職場だった」「一緒に働く予定の方とコミュニケーションを図れなかった」という印象を抱いてしまい、その後の選考辞退に繋がりかねません。このため、見学の時間設定はリハビリを行っている時間の真っ最中がベストといえます。2021年度現在は、コロナ禍中のためWEB見学という形で、職場見学を設ける事業者様も多いのが現状です。しかし、なるべく見学に伺う機会を与えていただければと思います。 

 

 

5.最後に、入職者の定着率を高めるコツは何かありますか。

入職された方の定着率が高い病院・施設の事業者様は、「▲▲さん、こういう風に頑張っているよ」などと、定期的に連絡をいただいているケースが多いです。こういった情報があると、こちらから入職者へ状況確認の連絡を入れることができたりするので、早期退職のリスクが減り、定着率を高めることができると考えます。入職が完了し、採用活動が終わった事業者様も定期的に私共とコンタクトを取り続け、ぜひ情報共有を行っていただければと考えております。

 

 

まとめ

「マイナビコメディカル」へ登録する求職者は、20~60代の幅広い年齢層の方々だが、一番ご登録が多い年齢層は20~30代。「転職活動が初めて」という方が多い

PTが男性のご登録が多く、OTとSTは女性のご登録が多い

PTは将来を見据えた給与UPを目的とした方の登録が多い。OT・STは働きやすさを目的とした(例:残業が少ない、有給休暇を取得しやすい等)方の登録が多い

コロナ禍中の採用活動において、貴院・貴社がコロナに関してどのような対策を取っているか、例えば「直近の給与や賞与実績をこんな感じですよ」と実績を報告をしたり、「うちの病院はこういう風に感染症対策を行っておりますよ」と丁寧に説明すると、求職者は安心感を抱き、好印象を与えられる

PT・OT・STのリハビリ職の方は労働条件よりも、働く環境を重視し転職活動を行う方が多い

求人票には現在就業する方の年齢層、人数体制、有給休暇の取得率、残業時間、産休・育児休暇取得者割合、研修や教育体制、退職金の有無など数字を入れて具体的に記載することをオススメしている

見学時に応募者を迎える際はリハビリを行っている時間の真っ最中がベスト

入職された方の定着率が高い病院や施設の事業者・人事担当者様は、「●●さん、こういう風に頑張っているよ」などと、採用活動を終えてもマイナビ側に定期的に連絡をくださり、情報提供を行っている

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