2021.01.28
3

非喫煙者専門のタクシー乗り場を設置、がん研有明病院
患者の声受け受動喫煙対策

メディカルサポネット 編集部からのコメント

がん研究会有明病院は非喫煙ドライバーのみ入構可能なタクシー乗り場を設置しました。車内のたばこの臭いや受動喫煙を懸念する声が多く寄せられた為、日本初の試みに至ったとしています。乗り場を運用する国際自動車によると喫煙をめぐる規制強化を受け、ほかの医療機関でも同様の取り組みに向けて調整中ということです。

 

 

 がん研究会有明病院(東京都江東区)は25日、非喫煙ドライバーのみが乗り入れることができるタクシー乗り場を設置した。車内のたばこの臭いや受動喫煙を懸念する患者の声を受け、日本初の試みに至ったという。【吉木ちひろ】

 

 乗り場を運用するのは、同港区に本社を置く国際自動車。がん研有明病院は2020年までに「就業時間内の喫煙率0%」の目標を掲げ、来訪者に対しても喫煙後45分以内の来訪を断るなど積極的に取り組んできた。乗り場については、開設当初は非喫煙ドライバーと車外で喫煙後1時間経過したドライバーのみが入構できるルールを定めて運用し、3カ月後の4月末からは非喫煙ドライバーのみが入構できる運用を徹底していくという。

 

 乗り場の運用時間は平日の9-20時。国際自動車によると、喫煙をめぐる規制強化を受け、ほかの医療機関でも同様の取り組みに向けて調整中という。

 

 

 

出典:医療介護CBニュース

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP