2019.04.10
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風疹流行、看護師など医療関係者の患者報告が増加
国立感染症研究所が「緊急情報」を発表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

国立感染症研究所 感染症疫学センターが4月3日付けの風疹流行に関する緊急情報を発表しました。第1~13週の風疹累積患者の中には、医療関係者が11人(看護師5人、薬局勤務2人、検査技師1人、看護助手1人、歯科医院事務1人、リハビリ職員1人)、教職員が12人、保育士が9人、消防士が3人が含まれています。勤務先の評判にも関わってきますので、ご自身の健康について過信せず、予防に努めてください。

   

 風疹の流行拡大に伴い、看護師などの医療関係者の患者報告が増えていることが9日、国立感染症研究所が発表した「風疹流行に関する緊急情報」(3日現在)で分かった。【新井哉】

 

 同研究所は、「特に配慮が必要な職種」として、医療関係者や保育士、消防士、教職員を挙げ、患者報告数を緊急情報に記載している。

 

 医療関係者(11人)については、「看護師」が1週間前の報告と比べて1人増えて5人となったほか、リハビリ職員(1人)も新たに報告された。

 

 「特に配慮が必要な職種」を含め、3月31日までに風疹と診断された患者報告数は1112人。都道府県別では、東京が335人で最も多く、以下は神奈川(149人)、千葉(110人)、大阪(95人)、埼玉(70人)、福岡(64人)、兵庫(33人)、愛知(28人)、広島(22人)、北海道(21人)などの順だった。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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