2018.12.05
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日医の認定産業医、19年1月に10万人の見通し
毎年2300人余りが新規登録

メディカルサポネット 編集部からのコメント

産業医の数が間もなく10万人を突破します。事業場において労働者の健康管理等を行う産業医、期待や要望に対応できる体制や組織作りが今後計画されています。産業医になるためには、厚生労働省令で定める要件を満たしている事、産業医研修を受講することが必要です。

  

 日医は1990年度に「日本医師会認定産業医制度」をスタート。産業医の資質の向上を図るため、カリキュラムに基づいた研修を終えた医師や、それ以上の研修を修了したと認められる医師に対し、認定産業医の称号を付与している。

  

 日医によると、制度の開始以降、その人数は増え続けており、2017年度末に9万8028人(前年度比2541人増)、18年11月末には9万9799人となった。新規の登録者は毎年、平均2335人いるという。

  

 9万9799人を性別で見ると、男性が80.6%、女性が19.4%。世代別では、50歳代(29.6%)が最も多く、以下は60歳代(27.7%)、40歳代(19.1%)、70歳代(12.3%)などと続いた。

 

 会見で松本常任理事は、事業者からの要請に対応できる産業保健活動の体制づくりが求められることから、認定産業医を組織化する方針も示した。

 

出典:医療介護CBニュース 

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