2018.12.03
3

看護補助員が肺結核罹患、約400人に接触者健診
長崎みなとメディカルセンター「感染予防を徹底」

メディカルサポネット 編集部からのコメント

結核未感染の人が増えているため、集団感染が子供から大人、学校から職場へと変化しています。誰かが感染した場合、本人の治療はもちろんですが、感染の連鎖を打ち切るためには、周囲の人の健診も大事です。また、発病させないためにも、免疫力が低下しない生活を心がけたいものです。

  

 長崎みなとメディカルセンター(長崎市、513床)は、職員1人が肺結核を発症したことを明らかにした。患者や医師、看護師ら約400人を対象にした接触者健康診断を始めており、「今後より一層院内感染防止の意識を高め、感染予防策を徹底していく」としている。【新井哉】

 

 

 同センターによると、看護補助員が11月20日、肺結核の遺伝子検査(PCR)で陽性となり、結核と診断された。同日に長崎市保健所に届け出ており、発症確定後は、院内感染対策委員会の開催や調査などを毎日実施。26日から健診対象患者への説明や健診を始めた。

 

 27日に他の医療機関に入院中の健診対象患者の現状調査、12月2日には、患者とその家族を対象にした説明会を実施。患者とその家族、地域住民を対象にした「連絡窓口」も設け、相談を受け付けている。

 

出典:医療介護CBニュース 

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP