2024.01.24
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新型コロナ8週連続増加―定点当たり8.96と前週比1.29倍[感染症発生動向調査 2024年第1週(1月1~7日)]

メディカルサポネット 編集部からのコメント

国立感染症研究所の感染症発生動向調査で、2024年第1週と、第2週の速報が発表されました。

インフルエンザは第1週と、第2週(1月1日から14日)にかけて、感染者数はほぼ横ばい、新型コロナウイルス感染症は、第1週から第2週にかけて1.29倍になっており、増加は8週連続です。

   

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感染症動向調査 2024年第1週(1月1~7日)

◆インフルエンザ

2024年第1週の定点当たり報告数は12.66。

第2週の定点当たり報告数は12.99と横ばい。

都道府県別では宮崎県(22.90)、沖縄県(22.13)、大分県(18.53)が上位。

2023/24シーズンは、23年第45、48週を除き定点当たり報告数の増加が継続し、

第49週には33.72(報告数16万6690)となった。

 

◆新型コロナウイルス感染症

2024年第1週の定点当たり報告数は6.96。

第2週の定点当たり報告数は8.96とおよそ1.29倍。増加は8週連続となる。

 

◆咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。

都道府県別の上位3位は北海道(3.81)、鹿児島県(3.80)、石川県(2.96)である。

 

 

   

出典:Web医事新報

 

 

 

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