2023.12.20
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若者で増える薬の過剰摂取「深刻な課題」
厚労相、実態把握に注力

メディカルサポネット 編集部からのコメント

若者の医薬品過剰摂取(オーバードーズ)が問題になっています。各種メディアでは、咳止め薬の大量服用などが報道されています。

医薬品医療機器等法の改正は2025年以降ですが、武見敬三厚生労働大臣は、現行法の中でもできる規制を進める意向を示しました。

   

 

 武見敬三厚生労働相は19日の閣議後の記者会見で、医薬品の過剰摂取(オーバードーズ)について「これからさらに若者の間でも広まっていく深刻な課題」だとし、引き続き実態の把握に努めていく考えを示した。【松村秀士】

 

 厚労省では、2025年以降に医薬品医療機器等法の改正を予定している。武見氏は会見で、「法改正をして法的根拠を明確にしていくことをやりながらも、現状の法制の中でできる規制は確実に進める」と説明。濫用などの恐れのある医薬品への規制強化について、法改正を待たず必要に応じて進めていく考えを示した。

 

 濫用などの恐れのある医薬品は現在、コデインやエフェドリン、ブロモバレリル尿素など6成分ある。

 

 医薬品を巡っては近年、特に10-20歳代の過剰摂取が原因と疑われる救急搬送件数が増加。こうした背景を踏まえて、武見厚労相は見解を示した。

  

  出典医療介護CBニュース

 

   


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