2018.10.11
3

医師届出票の書式改正、宿直などの勤務状況把握へ
厚労省、医師法施行規則改正の省令を告示

メディカルサポネット 編集部からのコメント

医師届出票の書式が改正されました。それにともない、記入欄も増えています。最新版を利用してください。

 

 厚生労働省は、医師法施行規則の一部を改正する省令を11日付の官報で告示した。2018年の医師・歯科医師・薬剤師調査に伴う措置で、各都道府県への調査票の送付に先立ち、医師届出票の書式を改正した。都道府県の医師確保対策の検討に活用するため、届出票に宿直などの勤務状況の欄を新たに設けた。【新井哉】

 

勤務状況などの欄が新たに設けられた医師届出票

 

 医師届出票については、▽勤務状況(勤務日数、宿直・日直回数)▽出身地▽分娩の取り扱いの有無(過去2年以内の実績)―などの欄を新設。このほか、調査などをメールで実施することを視野に入れ、「メールアドレス」の欄も設けた。

 

 また、海外の医学校で医学課程を修めた人が医師国家試験を受験するケースが増えたことを受け、実態とその後のキャリアなどを把握するため、「医学課程を修めた外国の医学校のある国」を選択する欄を追加。具体的な国名として、▽米国▽英国▽オーストラリア▽韓国▽中国▽ハンガリー▽ルーマニア―などを挙げている。

 

 出典:医療介護CBニュース

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP