2018.10.05
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インフルエンザ患者報告数、5週連続で増加
各地でA型の報告も

メディカルサポネット 編集部からのコメント

インフルエンザは例年12月から4月ごろに流行し、1月末から3月上旬にピークを迎えます。厚生労働省では週次でインフルエンザに関する報道発表資料を公開しています。2018-2019年シーズンは9月の段階で増加が始まり、すでに学級閉鎖の措置をとる小学校も出ています。最新情報の確認と予防につとめてください。

 

 厚生労働省は5日、インフルエンザの発生状況を公表した。9月24日から30日までの週の全国の患者報告数(定点医療機関約5000カ所)は、前週比約14%増の定点当たり0.16人で、5週連続で増加した。【新井哉】

 

 

 都道府県別では、沖縄が3.69人で最も多く、以下は熊本(0.35人)、愛知(0.33人)、鹿児島(0.25人)、福島(0.22人)、千葉と神奈川(共に0.18人)、埼玉と東京(同0.17人)などの順だった。

 

 この週の入院患者数については、前週比9人増の24人。今シーズン(3日以降)の入院患者の累計は60人で、このうち10歳未満が半数超を占めた。

 

 インフルエンザウイルスの検出状況に関しては、各地でA型の報告が相次いでいる。愛知県感染症情報の週報によると、尾張東、西三河、東三河などの地区の定点医療機関からA型の報告があった。高知県も「迅速診断は全てインフルエンザA型」としている。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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