2018.09.10
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自殺予防週間、電話相談の運用時間延長も
関連団体が啓発や支援

メディカルサポネット 編集部からのコメント

9月10~16日は「自殺予防週間」です。自殺の原因はいじめ、ストレス、家族のすれ違い、DV、ハードワーク、介護疲れ、生き別れなど様々です。悩んでいる人はもちろん、もしかしたら支援する人になる可能性もあります。とっさなことに苦しんでしまうケースが多いようですが、相談窓口、精神科、心療内科、市町村の保健センターなど、支援機関もあります。

 

 自殺予防週間が始まった。10日の「世界自殺予防デー」に合わせた取り組みで、自殺対策基本法や自殺総合対策大綱で掲げている「誰もが自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、国や自治体、関連団体などが16日までの期間中、啓発や支援を行う。一部の自治体では電話相談の運用時間を延長して対応する。【新井哉】

 

厚生労働省が作成した自殺予防週間広報ポスター

 

 日本産業カウンセラー協会は、10日から12日まで「働く人の電話相談室」を開設。労働者やその家族が対象で、メンタルヘルスやキャリアに関する相談に応じる。日本臨床心理士会もウェブサイトに同会の自死予防専門班が作成したリーフレット・資料を掲載する。

 

 日本薬剤師会は、厚生労働省が作成したポスターを会員に周知しており、期間中は薬局でポスターを掲示する。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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