2022.07.26
3

サル痘の危険情報発出、渡航に「特別な注意必要」
外務省、WHOの「緊急事態」認定で

メディカルサポネット 編集部からのコメント

7月25日、国内で初のサル痘患者が確認されました。外務省は同日、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると認定したことなどを踏まえ、感染症危険情報(レベル1)を発出しました。サル痘は感染症法に基づき4類感染症として位置づけられ、診断した医師が都道府県知事らに直ちに届け出ることが義務付けられています。

 

 

外務省は25日、世界的に感染が拡大しているサル痘に関する感染症危険情報(レベル1)を発出した。世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると認定したことなどを踏まえたもので、全世界を対象にした渡航・滞在に「特別な注意が必要」としている。【新井哉】

 

感染症危険情報は、新型コロナウイルス感染症などの危険度の高い感染症に関し、渡航・滞在に特に注意が必要と考えられる国・地域に出されるもので、カテゴリーは、「十分注意」(レベル1)から「退避勧告」(レベル4)までの4段階となっている。

 

サル痘は、潜伏期間の後、発熱や頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などが1-5日続き、その後発疹が現れる。発疹は、典型的には顔面から体幹部へ広がる。感染症法に基づき、4類感染症として位置付けられており、患者を診断した医師が都道府県知事らに直ちに届け出ることが義務付けられている。

 

 

出典: 医療介護CBニュース

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP