2022.07.08
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65歳以上の新規陽性者数7日間平均が3週連続増
東京都コロナモニタリング会議の専門家意見

メディカルサポネット 編集部からのコメント

7日に発表された東京都の新型コロナウイルス新規陽性者が8,529人と、9,000人に迫る勢いです。重症化リスクの高い65歳以上の新型コロナウイルス新規陽性者数の7日間平均も、3週連続増化していることから、同日開催された新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第92回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」では「今後の動向に注意が必要」との意見が出ました。また、医療機関の入院患者や高齢者施設の入所者も「基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要がある」としています。

 

 東京都が7日に公表した新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第92回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、重症化リスクの高い65歳以上の新規陽性者数の7日間平均が3週間連続で増加していることを取り上げ、「今後の動向に注意が必要」としている。【新井哉】

 

 新規陽性者数の7日間平均について、前回(6月29日時点)の約2,337人/日から、6日時点で約4,395人/日となり、「大きく増加した」と指摘。新規陽性者数の増加比についても、「6日時点では約188%と、前回の約138%からさらに上昇し続けている」と説明している。

 

 今回の増加比が継続すると、4週間後の8月3日には12.49倍の約5万4,902人/日となり、第6波のピーク時(2月8日、約1万8,012人/日)を超える値になるという。

 

 65歳以上の新規陽性者数の7日間平均についても、「前回の約164人/日から7月6日時点で約297人/日に大きく増加した」と指摘。医療機関の入院患者や高齢者施設の入所者も「基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要がある」としている。

 

出典: 医療介護CBニュース

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