2018.08.24
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医師確保対策に活用、届出票に勤務状況欄など新設
厚労省、医師法施行規則改正の省令案

メディカルサポネット 編集部からのコメント

10月より医師届出票に勤務状況などの他、メールアドレスの欄が追加されます。今後はメールによる調査を予定、デジタル化によるさまざまなメリットを期待しています。厚生労働省では「医師法施行規則等の一部を改正する省令案」に関する御意見の募集についてのパブリックコメントを9月20日まで募集中です。

  

厚生労働省は、医師法施行規則などの一部を改正する省令案をまとめた。2018年の医師・薬剤師・歯科医師調査の実施に伴う措置。各都道府県への調査票の送付に先立ち、届出票の様式を改正する。都道府県の医師確保対策の検討に活用するため、医師届出票に勤務状況などの欄を新設する。10月上旬に公布・施行する予定。【新井哉】

 

厚生労働省がまとめた医師法施行規則などの一部を改正する省令案

 

 医師届出票については、▽勤務状況▽出身地▽分娩の取り扱いの有無―などの欄を新たに設ける。このほか、調査などをメールで実施するため、「メールアドレス」の欄も追加する。

 

 また、海外の医学校で医学課程を修めた人が医師国家試験を受験するケースが増えたことを受け、実態とその後のキャリアなどを把握するため、「医学課程を修めた外国の医学校のある国」の欄を加える。

 

 薬剤師届出票に関しては、4月に介護医療院が創設されたため、「業務別」の欄に「介護医療院の勤務者」を追加する。厚労省は省令案に関するパブリックコメントを9月20日まで募集している。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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