2021.02.03
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コロナ自宅療養、パルスオキシメーター活用を
厚労省が都道府県などに事務連絡

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、血中酸素飽和度(SpO2)を測定できるパルスオキシメーターの自宅療養での活用が進んでいない地域に対し自宅で健康観察を行う際に患者の健康状態や症状の変化を迅速に把握するため、改めて活用を検討するよう求めています。また、パルスオキシメーターの購入、配送、回収、健康観察業務の外部委託の経費については、交付金の活用が可能としています。 

 

 

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、自宅療養における健康観察の際に血中酸素飽和度(SpO2)を測定するパルスオキシメーターに関する事務連絡(1月28日付)を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。【新井哉】

 

 事務連絡では、新型コロナウイルス感染症患者の病床占有率が高まっている地域においては、自宅で健康観察を行う際に患者の健康状態や症状の変化を迅速に把握するため、患者の自宅にパルスオキシメーターの配送などを行って健康観察に活用する都道府県などが増えていることを説明。自宅療養を行っていながら、パルスオキシメーターを活用していない都道府県などに対して活用を検討するよう求めている。

 

 また、自宅療養者への健康観察におけるパルスオキシメーターの購入、配送、回収、健康観察業務の外部委託の経費については、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の対象となっており、新たにパルスオキシメーターの購入等を行う場合には、同交付金の活用が可能」などとしている。

 

 

 

出典:医療介護CBニュース

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