2020.12.28
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制限緩和で入国者増、コロナ電話通訳サービス提供
厚労省が事務連絡、全国の保健所が対象

メディカルサポネット 編集部からのコメント

新型コロナウイルス感染症対応の電話通訳サービスに関する事務連絡を都道府県などに出しました。全国の保健所を対象としており、厚生労働省健康局健康課地域保健室は、積極的に活用するよう呼び掛けています。対象言語は、英語、中国語(北京語)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語で今月25日から2021年3月31日まで対応しています。

 

 厚生労働省健康局健康課地域保健室は、新型コロナウイルス感染症対応の電話通訳サービスに関する事務連絡(23日付)を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。この電話通訳サービスは、全国の保健所を対象としており、地域保健室は積極的に活用するよう呼び掛けている。【新井哉】

 

 事務連絡では、「昨今、一部の国からの入国制限の緩和による入国者の増加が見られる」と記載。また、在留外国人からの相談に関しても、「言語面での負担が現場で生じているとの意見が見られる」と説明している。

 

 このため、緊急的な措置として、「保健所の新型コロナウイルス感染症対応における外国人対応の支援を目的に、国において保健所に対する主要言語の電話通訳サービスの提供を行う」としている。

 

 対応言語は、英語、中国語(北京語)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語。利用料金は無料(通話料は利用者負担)で、対応期間は25日から2021年3月31日までとなっている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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