2020.09.29
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都立広尾病院、医師・看護師ら5人がコロナ感染
病棟の新規入院患者受け入れ停止も

メディカルサポネット 編集部からのコメント

都立広尾病院(渋谷区)で、患者3人と職員2人が新型コロナウイルスに感染したと発表されました。患者と職員のPCR検査の結果が判明するまで、患者の感染があった病棟の新規入院患者の受け入れを停止し、外来診療については通常診療を継続するとしています。

 

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は27日、都立広尾病院(渋谷区、一般396床、精神科30床)で、患者3人と職員2人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。今後の診療については、「所管保健所の指導を踏まえ、患者の感染があった病棟は、患者及び職員のPCR検査の結果が判明するまで、当該病棟の新規入院患者の受入を停止する」としている。【新井哉】

 

 発表によると、24日に広尾病院から転院した患者について、転院先の医療機関で発熱のためPCR検査を実施したところ「陽性」が判明。25日に広尾病院に再入院した。この患者と同室の患者1人と同じ病棟の別室の患者1人の「陽性」が判明。この病棟で診療を行っている外科の医師1人がPCR検査で「陽性」となったほか、この病棟で業務を行った他の病棟(新型コロナウイルス感染患者入院病棟)の看護師1人が抗原定量検査で「陽性」が判明した。

 

 感染が判明した患者が入院していた病室や医局・医師休憩室は消毒を実施済みで、「引き続き、職員の手指消毒やサージカルマスク着用の標準的予防策の徹底及び感染管理担当による巡回点検を実施する」としている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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