2020.09.11
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青梅市立総合病院、クラスター発生で対策本部設置
東京都派遣の実地疫学調査チームが検証・指導も

メディカルサポネット 編集部からのコメント

青梅市立総合病院で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生し、院内に対策本部が設置されました。看護師8人を含む15人の感染が判明し、西多摩保健所と東京都派遣の実地疫学調査チーム(TEIT)による検証・指導の下、濃厚接触者の特定作業を行う他、PCR検査を積極的に実施して感染状況の把握と原因の究明、感染拡大防止に努めているとしています。また、同院では医療スタッフが不足する事態となっており、入院、退院、救急外来は制限しているとのことです。

 

 青梅市立総合病院(東京都青梅市、稼働病床数・一般426床、精神50床)は10日、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生したため、院内に対策本部を設置したことをホームページで明らかにした。【新井哉】

 

 同病院によると、西多摩保健所と東京都派遣の実地疫学調査チーム(TEIT)による検証・指導の下、濃厚接触者の特定作業を行うとともに、PCR検査を積極的に実施し、感染状況の把握と原因の究明、感染拡大防止に努めている。

 

 ホームページに9日までの「感染判明状況」を掲載しており、その内訳は、看護師が8人、病棟患者が5人、委託業者、退院患者がそれぞれ1人となっている。

 

 また、「新型コロナウイルスの感染にかかるクラスターの発生により、当院医療スタッフが不足する事態となっており、診療や看護の提供に支障が及んでいます」と記載。入院、退院、救急外来に関しては「制限しています」と説明している。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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