2020.09.07
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特養や障害者施設のPCR検査経費を支援
東京都が補正予算案を公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

東京都は2020年度の補正予算案を公表しました。補正予算の柱として「新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策」「経済活動と都民生活を支えるセーフティネットの強化・充実」「感染症防止と経済社会活動との両立を図る取組」「社会構造の変革を促し、直面する危機を乗り越える取組」を提示しており、「時機を逸することなく実施する」としています。対策の一つとして、新型コロナの感染者が発生した場合に影響が多い特別養護老人ホームや障害者支援施設などを対象に、PCR検査費の支援、入院治療が必要な場合の病床確保を行うとしています。

 

 東京都は3日、2020年度の補正予算案を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策などについて「時機を逸することなく実施する」と説明。感染者が発生した場合に影響が大きい特別養護老人ホームや障害者支援施設などを対象として、PCR検査を実施した場合の経費を支援したり、入院治療が必要な患者を確実に受け入れられるように、医療機関に対して空床確保料を補助し、必要な病床数を確保したりする。【新井哉】

 

 都は、補正予算の柱として、▽新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策▽経済活動と都民生活を支えるセーフティネットの強化・充実▽感染症防止と経済社会活動との両立を図る取り組み▽社会構造の変革を促し、直面する危機を乗り越える取り組み-を提示。これらの施策などを「時機を逸することなく実施する」としている。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策には882億円を計上しており、外来診療体制・検査体制を確保するため、医療機関が設置する新型コロナ外来(帰国者・接触者外来)などの運営に係る経費の支援に加え、同外来を設置している医療機関で実施するPCR検査などについて、保険適用した場合に発生する自己負担分を都が負担する。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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