2020.08.06
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東京都立駒込病院の看護師コロナ感染、診療は継続
対策本部が発表、同居家族「陽性」で受診

メディカルサポネット 編集部からのコメント

東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は、都立駒込病院(文京区)の50歳代の女性看護師(外来勤務)が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。この看護師は同居家族がPCR検査で「陽性」となったため、無症状でしたが3日に同病院でPCR検査を行い、4日に「陽性」と判明しました。対策本部は、同病院が院内感染対策を適切に行っていることから、「所管保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する」としています。

 

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は5日、都立駒込病院(文京区、一般785床、感染症30床)の50歳代の女性看護師(常勤職員・外来勤務)が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。対策本部は、手指衛生やマスクの着用などの標準的な院内感染対策を適切に行っていることなどを挙げ、「所管保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する」としている。【新井哉】

 

東京都立駒込病院職員の新型コロナウイルス感染に関する報道発表資料

 

 対策本部によると、この看護師は、同居家族がPCR検査で「陽性」となったため、自身の症状はなかったが3日に同病院を受診。4日に「陽性」が判明した。4日から発熱などの症状が出ているが、「現在、入院等について保健所と調整中」としている。

 

 この看護師が所属する部署の職員に関しては、「症状を訴える者は現在出ていない」と説明。業務を行っていた診察室や動線などの消毒を実施しており、「職員の手指衛生や、マスク着用などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する」としている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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