
1.2019年のデング熱患者報告数、前年の2倍に 1999年以降で最多、国内感染疑われるケースも(11月6日)
2019年のデング熱の患者報告数が前年と比べて倍増していることが、国立感染症研究所が公表した感染症発生動向調査の週報で分かった。「国内感染」が疑われるケースも報告されており、感染症法に基づく現行調査が始まった1999年以降で最多。週報によると、19年の患者報告数(10月27日まで)は400人。都道府県別では、東京が110人で最多、大阪、愛知、神奈川と続く。10月に東京都が発表した10歳代の患者2人のケースでは、海外渡航歴がなく、修学旅行で訪れた奈良市内または京都市内で、デングウイルスを保有している蚊に刺されて感染した可能性が疑われるという。