2019.11.06
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季節性アレルギー性鼻炎で初の抗体製剤「ゾレア」承認へ─医薬品第二部会

メディカルサポネット 編集部からのコメント

10月31日、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は、ノバルティスファーマの抗IgE抗体製剤「ゾレア」に季節性アレルギー性鼻炎の効能・効果を追加することを了承しました。ゾレアは正式に承認されれば、季節性アレルギー性鼻炎で初の抗体製剤となります。その他、近く承認が見込まれている医薬品は以下の通りです。

  

薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は10月31日、医薬品製造販売の承認可否を審議し、ノバルティスファーマの抗IgE抗体製剤「ゾレア」(一般名:オマリズマブ)に季節性アレルギー性鼻炎の効能・効果を追加することなどを了承した(下掲)。近く正式に承認される見込み。ゾレアは承認されれば、季節性アレルギー性鼻炎で初の抗体製剤となる。

 

花粉症の薬物療法では抗ヒスタミン薬などが用いられるが、既存治療では症状を十分にコントロールできない患者が一定数存在する。その一方で、現在、既存治療で効果不十分な季節性アレルギー性鼻炎に対する薬剤は承認されていない。

 

近く承認が見込まれる医薬品(10月31日の部会で了承・報告された主な品目) 

 

 出典:Web医事新報

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