
1.水痘ワクチン、副反応疑い報告対象に「帯状疱疹伴う無菌性髄膜炎」を追加へ(9月3日)
厚生科学審議会の副反応検討部会は、水痘ワクチンとインフルエンザワクチンについて、接種後の副反応疑い報告基準を改正する省令案を了承した。9月中にも公布・施行される見通し。 水痘ワクチンでは定期接種後の報告を求める症状に「無菌性髄膜炎」を追加。ただし、報告対象は帯状疱疹を伴うものに限る。報告期間には上限を設定せず「予防接種との関連性が高いと医師が認める期間」とする。インフルエンザワクチンでは、添付文書改訂を踏まえ、接種後の報告対象とする症状に、重症型の薬疹の1種である「急性汎発性発疹性膿疱症」を追加。報告期間は接種後28日とする。