2019.09.06
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介護留学生、18年度より倍増し2,000人超に
介養協、19年4月入学者調査

メディカルサポネット 編集部からのコメント

2019年4月に介護福祉士養成施設へ入学した介護留学生は2,037人で、18年度の約1.8倍に増加しました。介護留学生の出身国は26カ国で、うち経済連携協定(EPA)に基づき来日しているベトナム、フィリピン、インドネシアからの留学生が多くを占めています。外国人介護職員が増えていくなか、介護事業者側には、現場での教育や指導だけでなく、生活面も含めた幅広いサポートが求められそうです。

 

2019年4月に介護福祉士養成施設へ入学した外国人留学生(介護留学生)は2,037人で、18年度の1,142人の約1.8倍に増加したことが、日本介護福祉士養成施設協会(介養協、東京都千代田区)の調査で分かった。【齋藤栄子】

 

調査対象となる養成施設数は、16年4月の401課程から3年連続で減少し、375課程だった。入学者数は18年度より126人増の6,982人となった。このうち、「新卒者等」は4,180人、離職者訓練受け入れ数が765人で、介護留学生が全体の約3割を占めた。

 

介護留学生の出身国は26カ国で、▽ベトナム1,047人▽中国212人▽ネパール203人▽フィリピン163人▽インドネシア106人▽ミャンマー99人▽スリランカ95人▽韓国28人▽モンゴル18人▽その他66人(17カ国)。

 

介護留学生数の直近5年間の推移は、▽14年度17人(5カ国)▽15年度94人(9カ国)▽16年度257人(15カ国)▽17年度591人(16カ国)▽18年度1,142人(20カ国)-となっている。

 

介護留学生数の直近5年間の推移

  

出典:医療介護CBニュース

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