
1.【改正健保法成立】オンライン資格確認導入を基金で支援(5月20日)
医療保険のオンライン資格確認の導入を支援する基金の創設や、社会保険診療報酬支払基金の組織改革などを柱とする健康保険法等の改正法が15日の参議院本会議で成立した。オンライン資格確認は、医療機関の窓口で患者のマイナンバーカードまたは健康保険証の情報を読み取り、資格の有効性を即時照会する仕組み。導入見込みは21年3月頃。新創設の「医療情報化支援基金」は、オンライン資格確認あるいは標準規格の電子カルテの導入費用を補助し、医療機関からの交付申請先は支払基金になる見通し。基金の財源は19年度予算に計上された300億円で、150億円がオンライン資格確認導入の支援に充てられる。