2021.06.16
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職員は現在の評価制度に納得している?
人事評価のポイント徹底リサーチ!

   

職員にとって人事評価は、昇給や昇格に関わり、日々の仕事のモチベーションに直結する、大きな関心事です。職員のモチベーションを上げるためにも、人事評価には公平性と納得性が求められます。マイナビが独自に労働実態を調査し、結果をまとめたアンケートのご紹介と、職員の成長につながる人事評価について、株式会社日本経営の組織・人事コンサルティング部で副部長を務める兄井利昌さんにお話を伺いました。

 

 

職員の声をご紹介!
 ~現行の人事評価を見直してみませんか~

 

事業者様は、就業する職員が現行の人事評価制度についてどのように感じているのか、現状を把握し今後のあり方について検討する必要があります。まずはマイナビが実施した労働実態の調査結果から見ていきましょう。

【職員による人事評価制度に関する要望】

■個人の仕事を評価して、等級を昇格させる制度にしてほしい
■仕事の出来、不出来に応じて、給与や待遇を変えてほしい
■業績評価を行い、年に何度か面接を行って評価してほしい
■有資格者や組織への貢献度を明確に評価してほしい
■年齢や資格のみで評価するのではなく、能力を考慮してほしい
■全てが数値結果で評価できるとも限らないが、年功序列ではなく、モチベーションが上がる仕組みにしてほしい
■働かない人と働く人が同じ時給だったり年収だったりすることの無いように、きちんと正当に評価できるように基準を作ってほしい
 
※マイナビ独自の医療従事者向け労働実態調査結果より抜粋

 

 

納得できる“評価基準”と“評価の伝え方”とは?

 

職員からの改善要望を認識したとしても、実際どのようにして納得感を出すのか、という点についてすぐに答えを見つけることは難しいと思います。職員が納得できる“評価基準”と“評価の伝え方”とはどのようなものでしょうか。

 

 

■評価基準は目に見える指標で明確に定める

医療・介護業界においては特に、人事評価の基準を明確に定めるのは難しいことではありますが、職員に対して人事評価の基準を公開しておらず、評価ポイントが共有されていないとその不明確さが不満につながりやすいもの。評価基準が曖昧な状態で結果だけを伝えることで、職員が職場に対して不安や疑問を抱く恐れもあります。「誰の」「どのような仕事を」「どのようなポイントで評価したか」が分かれば納得できることが多いでしょう。評価基準を明確に定め、職員にも広く伝えることが大切です。


 

■評価者が公平に判断できるような仕組みづくり

人事評価においては、「上司の好き嫌いで評価が決まる」「評価する者の業務経験や立場によって評価のされ方が異なる」など、主観的な評価がされがちです。人が人を評価する上で、主観を完全に取り除いて客観的な評価を下すことは難しいものです。明確な評価基準を定め、基準に沿って評価できるような仕組みを整えるとともに、研修などを通じて、評価を平準化させるためのノウハウを評価者へ提供することも大切です。

 

■上司からのフィードバックこそが、次のステップになる

査定の結果と評価理由のフィードバックがなければ、下された評価に納得することが難しくなります。「この職場で何のために就業しているのだろう?」「認められていないのだろうか?」という疑問が生まれ、その結果として、離職に繋がるケースも少なくありません。職員の成長を促すためにも、人事評価のフィードバックはしっかりと行い、良かったところ・悪かったところをきちんと認識させることが必要です。

   

  

 

人事評価ツールのご紹介

  

公平な評価をすることは人材の定着にもつながりますが、評価項目や評価過程の管理や評価フローが複雑になってしまうと、評価の内容が不透明・不公平になる恐れもあり、従業員満足度の低下や離職に結びつくことも考えられます。紙の資料で評価シートを作成していたりすると、シートの配布や回収に時間がかかるなどの実務上の課題も発生しかねません。そこで、効率的・効果的な人事評価を実施するために、多くの医療・介護事業所で採用されている人事評価システムをご紹介いたします。

 


 

 

人事評価ナビゲーターは、人事評価の手間や労力を削減することはもちろんのこと、人事考課が人材育成の機会として効果的に機能するために、コンサルティングのノウハウを詰め込んだ価値ある人事評価システムです。人事担当者から評価担当者へ入力を促すだけで、評価表の提出や進捗状況の確認・データの集計・経営層への報告のための資料作成など、人事評価に関わるあらゆる作業の効率化を叶えます。また、PC端末やデータファイルに依存しない、オンラインでの人事評価を実現できます。

  • 人事評価の運用で最も手間がかかる、配布・回収・集計・保管のタスクを大幅に軽減できます
  • 管理システムに過剰な機能が付いておらず、評価者の入力が終われば自動集計も完了、報告書もボタン一つとシンプルな仕組みになっています
  • データ化されたスキルやこれまでの取り組み結果を過去に遡って確認することができます
  • 昇給や賞与の根拠となるデータが蓄積されるため、納得度の高い人事運用を行うことができます
  • フィードバック面接や行動観察のメモを残したり、経営者向けの総括資料をボタン一つで自動生成したりと、「これが欲しかった!」という工夫が散りばめられています
  • 満足度の高い評価をおこなうことで離職者の低下に大きく貢献します

 

  詳細はこちら  

   

 


 

 

ES NavigatorIIは、7万人のデータを基に分析・組織の特徴を明らかにし、改善ポイントを探る職員満足度調査です。3分類15カテゴリの設問から職員の「意欲度」と「満足度」を分析し、組織の活性度を測定します。また、他病院や施設などのデータと比較することで、貴院・貴施設の現状を客観的に把握し、改善目標を立てることができます。

  • 組織の状態を知る
    3分類15カテゴリから、職員の「意欲度」と「満足度」を分析し、組織の活性度を測定します
  • 他病院・他施設との比較ができる
    他の病院や施設などのデータと比較することで、現状を客観的に把握し、改善目標を立てることができます
  • 組織の改善ポイントを知る
    3分類15カテゴリから、意欲と満足を高めるために改善すべきポイントを導き出します

 

  詳細はこちら  

 

 


 

 

NaviLightは、Webアンケートでチームパフォーマンスを診断し、モチベーションアップを図るためのWebアンケートツールです。メンバーの当事者意識を高め、主体的行動を引き出すために”何をすればよいか” ポイントを提供することで、コミュニケーションの活性化や組織・風土の改革へと繋がります。

  • 前向きに診断結果を受け止められます
  • メンバー全員が診断結果を「自分事」として捉えられます
  • チームパフォーマンス向上のための重点ポイントが分かります

 

 

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人事評価制度の基本から導入フローまで解説!

 

▼株式会社日本経営の組織・人事コンサルティング部で副部長を務める兄井利昌さんからのコメントをご紹介します。
みなさま、こんにちは!
株式会社日本経営の兄井(アニイ)と申します。
これまで、医療機関、介護施設を中心に介護に対する組織・人事制度コンサルティングを行って参りました。経営者・管理者様は、例えばこんなことにお悩みではないでしょうか。

☑ 紙だと印刷、配布、回収に集計作業も大変・・・
☑ Excelだとコピー&ペースト作業は膨大で大変・・・
☑ 経営層への報告書作成が大変・・・
☑ 部署別のデータや過去の評価結果など、経営層が欲しいデータをすぐに提示できない・・・
☑ 評価の実施状況を確認することが大変・・・

どれか一つでも思い当たるようであれば、まずは「人事評価ナビゲーター」の導入をおすすめいたします。「人事評価ナビゲーター」が出来た背景として、上記のお悩みを踏まえ、「Excelや紙で運用している人事担当者の負担を軽減したい」・「人事評価を簡単に効率的に運用できるようにしたい」という思いから開発を行いました。「人事評価ナビゲーター」はその課題を解決へ結び付けることができます。

 

職員の数だけ、評価表を印刷する
評価表を評価者別に小分けにしてセットして配る
評価表を回収する
評価結果を集計する
評価結果の報告資料を作成する

人事評価ナビゲーターなら、上記のようなことが不要となります。そのため、人事担当者の負担を軽減することが可能です。しかし、人事評価システムは他社含めて、多くのサービスがあります。人事担当者も、多くのサービスの中からどれを選べばよいか分からないといったことも少なくありません。人事評価システム「人事評価ナビゲーター」が選ばれるのは、以下の3つの理由があります。

 

理由1:重たすぎず、軽すぎない、「ちょうどいい」システム

 

人事評価の運用で最も手間がかかるのは、配布・回収・集計・保管。『人事評価ナビゲーター』はこれらのタスクを大幅に軽減できます。人事担当者からは、色々な機能がついてるシステムを導入したけど使いこなせていない。手間がかかるところを効率化していきたいけどそこまで費用はかけれない。そういった声は少なくありません。過剰な機能がついていないからこそ、低価格が実現できる。まさに「ちょうどいい」システムです。

 

 

理由2:業界トップクラスの低コストで導入

 

『人事評価ナビゲーター』の月額利用料は、より多くのみなさまにご利用いただけるよう、業界トップクラスの低価格を実現。(※1)他社と比較して、年間約6分の1の低コストでご利用いただけます。(※2)※1 : 別途初期費用がかかります。※2 : 従業員数 50 人で 1 年間利用する初期費用・月額利用料の平均を比較した場合。

 

 

理由3:コンサルティング会社ならではの工夫が満載

 

『人事評価ナビゲーター』には、長年コンサルティングに従事してきた弊社ならではのポイントを押さえた嬉しい機能が満載です。例えば、「統括部署の従業員が多くて評価が大変」といったお客様においては、二次評価者が一次評価を一括コピーして、気になるところを編集することができる時短機能や過去の評価実施の結果を簡単に振り返ることが出来たり、フィードバック面接や行動観察のメモを残したり、経営者向けの総括資料をボタン一つで自動生成したりと、「これが欲しかった!」という工夫が散りばめられています。

 

世の中には色んな人事評価ツールがありますが、この記事を読まれて少しでもご興味を持たれましたら、ぜひお問合せください。

 

 

  

 

兄井利昌さん

講師プロフィール

株式会社日本経営
組織・人事コンサルティング部 副部長

兄井利昌(あにい・としまさ)氏


2004年3月甲南大学法学部経営法学科を卒業、同年4月株式会社日本経営戦略人事コンサルティング入社、現在に至る。専門分野は、組織マネジメント。医療機関、介護施設を中心に介護に対する組織・人事制度コンサルティング(構築支援・運用支援)、階層別研修、収益改善等、人・組織を軸とした組織改善支援を業務とする。また研修業務にも積極的に取り組み、考課者トレーニング研修DVD、フィードバック面接DVDの講師のほか、役職者職対象研修・一般職・セミナー・講座等の講演実績あり。

 

 

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  • 人事評価ナビゲーター
    人事考課が人材育成の機会として効果的に機能するために、コンサルのノウハウを詰め込んだ人事評価システムです。オンラインで人事評価を実現できます。
  • ESnavigator
    7万人のデータを基に分析・組織の特徴を明らかにし、改善ポイントを探る職員満足度調査です。他病院や施設などのデータと比較し、改善目標を立てることができます。
  • navilight
    Webアンケートでチームパフォーマンスを診断し、モチベーションアップを図るためのWebアンケートツールです。コミュニケーションの活性化や組織・風土の改革へと繋がります。

    

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