1.CTなど高線量の医療機器、20年度より線量記録義務化(3月12日)
厚生労働省は、医療被曝の線量が相対的に高いCTエックス線装置などの放射線診療機器の線量の記録を義務付ける。11日に医療法施行規則の一部改正について官報で省令公布・告示した。2020年4月より施行する。日本の放射線診療機器数や患者1人当たりの被曝線量は諸外国に比べ高く、線量の最適化が課題となっている。改正省令・告示では、医療被曝の線量記録の義務付けのほか、放射線診療に従事する医師や放射線技師などを対象に研修の実施も求めている。