2018.04.30
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Vol.01-3 首都圏・東海圏・関西圏別/登録者の分析データ公開!

転職者レポート【薬剤師/マイナビ薬剤師の登録状況】

【地域ごとの転職希望者の現状と希望業態】
マイナビ薬剤師に登録している方たちの年代や経験業態、転職理由や希望の業態など、首都圏・東海圏・関西圏それぞれで分析したところ、地域における傾向と要望が浮かび上がってきました。

マイナビ薬剤師の登録状況【首都圏データ】

【首都圏】年代別登録状況

  

29歳以下、30代、40代の薬剤師が、それぞれバランス良く登録されています。

若手からベテランまで、幅広い年代の方が転職活動を行っています。  

 

【首都圏】地域

  

地域分布は人口の多い東京都がやはり約44%と多く占めており、

他県はそれぞれほぼ同じ割合で登録されていて、地域差はあまり見られません。  

【首都圏】経験業態

  

経験業務は調剤薬局経験者が半数を占めています。

首都圏の特徴としては、他地域に比べて病院・診療所経験者の割合がやや少なく、

逆に医薬品関連企業の経験者が12.9%と多く、企業や研究所が集まっている地域ならではの傾向です。

  

【首都圏】現在の就業先×希望の就業先

  

転職にあたって、現在の就業先と同じ業態への転職を希望される方が多いのと同時に、

他業態へのキャリアチェンジへの関心も高く、希望業態も大きな偏りがありません。

転職にあたって、幅広い業態の受け皿があり、それを検討される方が多い地区と言えましょう。 

  

【首都圏】転職理由

 

転職理由は「労働時間・休暇」「給与・待遇」「勤務地・通勤時間」がトップ3で、

中でも残業や休憩時間を削った勤務、有給休暇の取得ができないなど、労働時間・休暇が最多です。

  

求人数が多い都心部では希望がかないやすいため、

今よりも”給与・待遇の良い職場”“残業時間が少ない職場” “自宅から近い職場”に転職する方が多くみられます。

   

 

マイナビ薬剤師の登録状況【東海圏データ】

【東海圏】年代

  

年齢別データは各年代バランス良く登録されています。

各年代で幅広く転職活動が行われています。

   

【東海圏】地域 

  

在住地の内訳は「愛知県」だけで約半数のシェアで、次いで「静岡県」「岐阜県」「三重県」となります。

 

【東海圏】経験業態

  

経験業態は、調剤薬局が54.5%と最も高く、次いで、病院・診療所の19.5%と続きます。

他地域に比べて、「その他」の割合が高いのも東海圏のみにみられる特徴です。

   

【東海圏】現在の就業先×希望の就業先

  

転職にあたって調剤薬局やドラッグストアの人気が他地域に比べて高く、

調剤薬局・ドラッグストア出身者が、他業態への転職を希望するケースが少ないのも東海圏の特徴です。

  

全般的にキャリアチェンジ率が低く、

ドラッグストアから病院・診療所、もしくは、医薬品関係企業から病院・診療所への希望がなく、

経験業態・希望業態ともに、二極化が見られます。

  

【東海圏】転職理由

  

転職理由としては、「労働時間・休暇」に次いで「勤務地・通勤時間」そして「家庭の事情」と続き、

職場に合わせての住まい選びではなく、住まいに合わせての職場選びが浮かび上がってきました。

  

 

マイナビ薬剤師の登録状況【関西圏データ】

【関西圏】年代

 

年代の内訳は、東海圏同様、年齢別データは各年代バランス良く登録されています。

世代に関係なく、転職活動に高い関心を持たれている地域です。

  

【関西圏】地域

 

  

「大阪府」「兵庫県」での登録が76.1%を占めています。

関西圏内でも、地域によって薬剤師の登録数の差があります。

 

【関西圏】経験業態

  

調剤薬局の51.3%の他は、ドラッグストア、病院・診療所、医薬品関係企業とバランス良く登録されています。

大阪府、兵庫県を中心に、多彩な就業先があることが見受けられます。

  

【関西圏】現在の就業先×希望の就業先

 

  

転職にあたっては、現在の就業業態と同業態への転職希望者が多く、

中でも、病院・診療所勤務の半数近くが、転職後も病院・診療所勤務を希望されています。

なお、同業態希望のポイントはやや低めで、他地域に比べて病院・診療所での勤務を希望される方が多く見受けられます。

別業態への転職にも高い関心を示していて、キャリアチェンジ希望者の割合も高めです。

 

【関西圏】転職理由 

  

転職理由は「労働時間・休暇」がトップなのは他地区と共通ですが、

「社風・方針」や、「人間関係」といった、職場環境を理由とするケースが目立ちます。

一方、「勤務地・通勤時間」や、「転居」など、場所についての理由は少ないのも関西圏の特徴です。

   

まとめ

薬剤師たちの地域別の登録属性や転職理由のデータはいかがだったでしょうか?

 

今回は、首都圏、東海圏、関西圏としてデータを集計しましたが、

「マイナビ薬剤師における転職希望者の傾向と受け入れ対策(1)」では、

マイナビ薬剤師の転職希望者の現状と希望業態(全国版)について、

「マイナビ薬剤師における転職希望者の傾向と受け入れ対策(2)」では、

マイナビ薬剤師の転職希望者は、どのような情報を求めているのか?について徹底解説しています。
   

薬剤師の登録属性や転職理由を把握しながら、採用活動にぜひお役立てください。

 

※調査対象:2016年11月~2017年2月までの期間における、マイナビ薬剤師の登録後アンケートの回答結果

  

 

転職者レポート Vol.01-1【薬剤師/マイナビ薬剤師の登録状況】

転職者レポート Vol.01-2【薬剤師/マイナビ薬剤師の登録状況】

転職者レポート Vol.01-3【薬剤師/マイナビ薬剤師の登録状況】 

 

 

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メディカルサポネット編集部

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