2021.06.03
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◆緊急アンケート調査◆
新型コロナウイルス感染症拡大による病院・薬局・介護施設等への影響~採用編~


経営編はこちら

  

編集部より

2021年になり、新型コロナウイルス感染症拡大から1年以上が経過しました。医療機関・介護福祉施設の採用活動においても、昨年までとは異なる対応をせまられ、長期化する感染症の驚異に対して様々な影響を受けています。我々メディカルサポネットでは、前回2020年に行った新型コロナウイルス感染症に関する実態調査を元に、長期化するコロナ禍において、医療・介護従事者の皆様がどのようにこの困難に立ち向かっているのかを追跡調査いたしました。採用人数の調整や、オンライン面接の実施など、withコロナに対応していくための苦労が伺える内容となりました。引き続き医療機関・介護福祉施設へメディカルサポネットができる支援はなにかを模索し、実行してまいります。

執筆/吉井 光洋(薬剤師、スポーツファーマシスト)  

編集/メディカルサポネット編集部

 

2020年の調査結果はこちら:

◆緊急アンケート調査◆

新型コロナウイルス感染症拡大による病院・薬局・介護施設等への影響~採用・定着編~

https://medical-saponet.mynavi.jp/news/new_article/detail_COVID19-33/

      

■結果概要

 

新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、パンデミックの急性期的な状況からコロナ禍による長期的な環境の変化への対応が必要になってきていると感じます。採用活動においても難しい判断に迫られており、中途入社者の減少や離職者の増減など施設によって状況や判断も様々です。コロナ禍の影響によって診療や服薬指導など医療のオンライン化は進んでおり、新たな医療環境への転換期ともいえる状況に今後も柔軟な対応が求められそうです。

 

■回答施設内訳

 

 

■今年の採用活動状況

Q:採用活動について、現在の状況を教えてください。

 

半数以上が例年通りと回答

先行きが不透明な状況で、これまで長く売り手市場が続いてきた医療・介護の採用状況では、コロナ禍による売上減および人員の充足が「一時的」である可能性があり、医療・介護業界の採用活動においては難しい判断が必要とされています。採用に関しては例年と同じ水準で行っている企業が多いようですが、この状況が長く続く場合、採用難度の高い医療・介護業界においては、どちらの方向に舵を切るべきか、より慎重な判断が求められることになりそうです。

 

 

 

Q:例年より採用人数を減らした理由は何ですか?

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