2022.10.28
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vol.4 看護師が感じる仕事のストレス要因と求める就業環境とは?

5分で読めるポイント解説 看護師労働実態調査2021

5分で読めるポイント解説看護師労働実態調査2021年度版

 

編集部より

vol.3の記事で、看護師が転職後に感じるギャップについてご紹介いたしました。 では転職活動終了後、ある程度の勤務期間を経た方は、どのようなことにストレスを感じるようになるのでしょうか。また、どのような職場環境を求めるのでしょうか。  

当記事では、「看護師が感じる仕事のストレス要因と求める就業環境」を 「マイナビ看護師」のご登録者を対象にアンケートを実施し、その調査結果をまとめた「看護師白書2021年度版」のデータをもとに、詳しくご紹介します。

 

編集・構成/メディカルサポネット編集部

看護師の転職・就業動向

以下は「看護師白書2021年度版」における、退職・転職動向に関する調査結果です。

  

  

仕事をする上でストレスをどのくらいの頻度で感じますか?

 

現在の職場で仕事をする上でのストレスを尋ねたところ、

  • 「ほぼ毎日感じている」が59.7%と際立って多い
  • 「週に何度かは感じている」24.3%
  • 「月に何度かは感じている」9.7%

    となり、頻度はさまざまであるものの全体の93.7%がストレスを感じていると回答しています。

 

では、何に対してストレスを感じるのか、具体的に見ていきましょう。

 

 

ストレスを感じていると回答した2,676 人に、何に対してそのストレスを感じているか尋ねたところ、

  • 「上司や同僚との人間関係」62.8%と最も多い
  • 「仕事の内容」52.5%
  • 「仕事量の多さ」51.8%
  • 「給与や雇用形態などの労働条件」33.4%
  • 「勤務先の将来性・方針」29.0%
  • 「長時間労働や休日の少なさなどの労働環境」26.7%
  • 「患者や利用者との関係」21.4%
  • 「仕事への適性」20.3%
  • 「昇進や昇給・異動などのキャリア」13.9%

 

人間関係に対してストレスを感じる人が特に多いですが、ストレスの対象はこれだけでなく、仕事の内容・量、労働条件、労働環境、将来・展望など多岐にわたります。それが改善されれば、働きやすい環境だと感じることになるのでしょうか。

 

 

どのような制度や工夫があれば働きやすい環境だと感じますか?


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