メディカルサポネット 編集部からのコメント高齢者介護施設の利用者は免疫機能が低下しているため、ウィルスが施設内に持ち込まれると、急速に拡がりがちです。中でも、新型インフルエンザは、ほとんどの人々は抵抗力を持たないため、入居者だけでなく、スタッフやゲストも含め、一層の感染予防対策が必要です。(1)日常的に行うべき対策（事前対策）と(2)実際に発生した際の対策（行動計画） を再確認の上、万全の体制を整えてください。厚生労働省では高齢者介護施設における新型インフルエンザ対策等の手引き も公開しています。 |
厚生労働省は22日、高齢者施設におけるインフルエンザ集団感染が相次いで報告されていることを受けて、「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」（2013年）を市町村や介護保険施設等に再周知するよう都道府県に要請する通知を発出した。
同省は昨年11月に発出した通知でもマニュアルを周知しているが、インフルエンザ集団感染の発生を受け、改めて周知した。マニュアルは厚労省のホームページに掲載されている。
国立感染症研究所によると、今月7～13日までの1週間に報告されたインフルエンザの定点当たり報告数は38.54となり、前週の16.30より2倍以上増加している。
出典：Web医事新報
