メディカルサポネット 編集部からのコメント国立感染症研究所がまとめた、週の5類感染症の患者報告数によると、定点医療機関当たりの患者報告数が軒並み大幅に減少しました。一度かかれば、再感染はないとされているリンゴ病ですが、妊婦が感染すると、胎児水腫や流産の可能性がありますので、引き続き警戒してください。 |
国立感染症研究所がまとめた12月24日から30日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、速報値）によると、伝染性紅斑（リンゴ病）、咽頭結膜熱（プール熱）、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が軒並み大幅に減少した。【越浦麻美、瀬戸直樹】
〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約23.9％減の0.7人。都道府県別の上位3位は、宮城（4.56人）、新潟（2.07人）、山形（1.73人）。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約18.6％減の0.57人。都道府県別の上位3位は、新潟（1.56人）、石川と鹿児島（共に1.31人）。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約32.3％減の2.2人。都道府県別の上位3位は、北海道（4.57人）、石川（4.55人）、新潟（4.09人）。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約25.0％減の7.58人。都道府県別の上位3位は、福井（17.41人）、大分（16.83人）、岡山（12.44人）。
〔手足口病〕報告数は前週比約36.0％減の0.32人。都道府県別の上位3位は、岩手（1.18人）、鳥取（0.89人）、福岡（0.88人）。
出典：医療介護CBニュース
