2019.01.08
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インフルエンザ流行本格化、全国で注意報レベルに
厚生労働省が発生状況公表、A型が最多

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は9日、インフルエンザの発生状況が1週間の全国の患者報告数は注意報の基準値(10.0人)を上回ったと公表しました。対策・予防をより徹底するような指導が大切です。最近は様々なマスクを見かけるようになりました。幼稚園では、他の子とのマスクの取違いがないように色付きのマスクを使用していることもあるようです。

 

    

 厚生労働省は9日、インフルエンザの発生状況を公表した。12月24日から30日までの1週間の全国の患者報告数(定点医療機関約5000カ所)は、前週比約39%増の定点医療機関当たり11.17人となり、注意報の基準値(10.0人)を上回った。【新井哉】

  

 都道府県別では、北海道が32.07人で最も多く、以下は愛知(30.45人)、岐阜(20.33人)、熊本(14.53人)、三重(13.68人)、福岡(13.59人)、長野(12.78人)、東京(11.53人)、高知(11.23人)、神奈川(11.21人)、大阪(11.01人)、長崎(10.47人)、埼玉(10.02人)、滋賀(9.98人)などの順だった。

   

 この1週間に医療機関を受診した推計患者数は前週比約13万3000人増の約44万6000人。年齢別では10歳未満が全体の3割を占めた。

  

 入院患者数(基幹定点医療機関約500カ所)は前週比183人増の539人。入院時の状況(一部重複あり)については、「頭部CT検査、頭部MRI検査、脳波検査のいずれかの実施(予定含む)」が79人、「ICU入室」が20人、「人工呼吸器の利用」が16人いた。

  

 ウイルスの検出状況については、直近の5週間ではAH1pdm09の検出割合が最も多く、次いでAH3 亜型、B型の順だった。
 

 

出典:医療介護CBニュース

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