2023.05.30
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■NEWS オンライン資格確認、半数超の施設が「トラブルあり」─保団連が調査結果公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認でトラブル事例が報告されています。最も多いのが、「資格情報が無効と表示された」の281件。その他システム障害、マイナ保険証が未登録(ひもづいていない)などがありました。

日本で初めてのシステム、公的書類の申請や証明に非常に便利で災害時にも役に立ちますが、運用が安定するまでまだ時間がかかりそうです。

                        

 全国保険医団体連合会(保団連)は5月22日、各地でトラブルが相次いで報告されているマイナンバーカードの健康保険証を利用したオンライン資格確認について、保険医協会・歯科保険医協会が4月から5月にかけて実施した調査結果を公表した。

     

調査結果は、全国に先駆けて実施した9つの保険医協会(茨城、埼玉、千葉、大阪、山口、佐賀、鹿児島)・歯科保険医協会(東京、福岡)の調査のデータを集計したもの。

    

回答があった1551施設のうち、「トラブルあり」は半数を超える805施設(51.9%)に上る一方、「トラブルなし」は456施設(29.4%)。トラブル内容は、「資格情報が無効と表示された」が281件と最も多く、「オンライン資格確認システムに障害があった」(174件)、「患者対応トラブル」(158件)、「マイナ保険証の未登録(ひも付けしていない)」(130件)、「顔認証トラブル」(124件)などが続いている。

     

こうしたトラブルが相次いでいる状況を受け、厚労省は23日、健康保険組合など全国の保険者にマイナンバーの登録方法の点検を要請する通知を送付。7月末までに誤登録の件数などの報告を求めた。

                          

 出典:Web医事新報

           

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