2023.04.25
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全国老施協、初の女性リーダー選出 新会長に大山氏 「介護報酬引き上げ目指す」

メディカルサポネット 編集部からのコメント

全国で約1万1000の高齢者化福祉介護施設の事業者が会員となっている全国老人福祉施設協議会(老施協)は、日本国内で最大規模の介護施設系団体です。会員事業者は公的な施設が多く、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム・ケアハウスなどの施設とデイサービスセンターなどとなっています。その老施協が会長選挙を行い、大山知子新会長が選出されました。歴代老施協会長で初の女性リーダーです。

        

《 全国老施協の会長選 27日 》

   

全国老人福祉施設協議会は27日に都内で会長選を行い、平石朗会長の後任に大山知子副会長を選出した。女性リーダーは初めて。【Joint編集部】

   

大山副会長と木村哲之参与の一騎打ちとなった今回の会長選。有効114票のうち、大山副会長が71票、木村参与が43票という結果だった。

 

大山新会長は挨拶で、「まずは目の前に迫っている介護報酬改定をどう乗り切っていくか、プラス改定にどう持っていくか。ここに焦点を当ててしっかりと働きたい」と表明。「選挙が終わったらノーサイド。皆で力を合わせ、組織として一致団結して取り組みたい。女性カラーもふんだんに取り入れた組織運営をしたい」と語った。

 

《 全国老施協の会長選 27日 》

 

会長選後には取材に応じ、「介護報酬のプラス改定を目指す。もしマイナスになったら介護崩壊を招いてしまう」と言明。「他産業では賃上げの動きが出ているが、我々は公定価格のため十分に対応できない。介護職員の処遇改善のために介護報酬の引き上げが重要」と強調した。

     

 出典: JOINT

     

      

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