2023.03.29
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【感染症情報】RSウイルスが3週連続で増加 インフルエンザは減少

メディカルサポネット 編集部からのコメント

国立感染症研究所の発表によると、13日~19日までの1週間のRSウイルス感染者数が、3週間連続で増加しました。

感染性胃腸炎や、インフルエンザの感染者数は減少しています。

       

 国立感染症研究所がまとめた13日から19日までの1週間(第11週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続で増加した。感染性胃腸炎は4週連続で減少。インフルエンザも減った。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は横ばいだった。【新井哉】

 

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約24.1%減の8.42人。過去10年の同期の平均よりもやや多い。都道府県別の上位3位は、新潟(19.45人)、富山(18.42人)、岩手(16.73人)。

 

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約8.8%減の5.36人。過去10年の同期の平均よりもやや少ない。都道府県別の上位3位は、大分(12.75人)、鹿児島(10.41人)、愛媛(10.38人)。

 

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週と同じ0.52人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、長崎(1.84人)、福岡(1.65人)、沖縄(1.56人)。

 

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約11.4%増の0.39人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均と同程度。都道府県別の上位3位は、北海道(2.11人)、佐賀(1.35人)、鹿児島(1.24人)。

  

 出典: 医療介護CBニュース

 

  

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