2023.01.24
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パナソニック、新たな排泄センサーを発表 デリケート情報を自動記録 高齢者と介護職の負担を軽減

メディカルサポネット 編集部からのコメント

パナソニックが便器に取り付けられる新しい「排泄センサー」を今年3月から始めると発表しました。トイレに入った時間、排便量、便の形状などを自動で記録・保存できるとのことです。排泄は健康状態を把握するのに重要なデータですが、極めてプライベートなことであるため、どうやって介護者にもご利用者にも負担を少なく情報を収集するかが課題となっています。

 

 パナソニック、新たな排泄センサーを発表 デリケート情報を自動記録 高齢者と介護職の負担を軽減

《  画像:パナソニック ホールディングス株式会社 》

     

トイレに入った時刻、着座した時間、排便の量、便の形状などの情報を、全て自動で記録・保存してくれるという。【Joint編集部】

 

パナソニックが今月19日、新たな「排泄センサー」の提供を今年3月から始めると発表した。介護施設などで活用してもらうことを想定。「排泄記録の自動化を通じて、見守り業務の負担軽減と入居者のQOL向上を実現していく」とした。

 

入居者の健康状態を考慮に入れた質の高い介護サービスを提供するためには、やはり排泄状況のきめ細かい把握・共有が不可欠。ただ極めてデリケートな領域であることから、入居者と職員、双方の心身の負担とならざるを得ないのが実情だ。

 

パナソニックはこうした課題の解消を目指す。新たに開発した「排泄センサー」は、排泄状況を自動検知してデータとして保存。これを一元的に管理し、パソコンやスマホで普段との違い、異変などを容易に把握できるようにする。

 

既存の便座を交換することなく、取り付けプレートを用いて簡単に設置できるところも魅力の1つだ。入居者が存在を意識しないで使えるよう、センサーが便器に隠れる設計となっている。

  

  

 出典:JOINT

 

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