2022.10.24
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過労死防止白書コラムに「こころの耳」相談事例も
コロナ感染拡大に伴う業務負荷やハラスメントなど

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は21日、「令和4年度版過労死等防止対策白書」を公表しました。労働時間やメンタルヘルス、過労死に関する状況や調査・分析、対策等について311ページに渡って記載されています。また、併せて19本のコラムが掲載され、「コラム13」では働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」を取り上げ、業務の負荷・ハラスメント・テレワークに関する相談事例が紹介されています。業務負荷に関する相談事例では、クリニックに勤務し受付業務にあたる20歳代女性からの「辞めたいのに辞めさせてもらえない」という声が掲載されています。

   

厚生労働省が21日に公表した「過労死等防止対策白書」(2022年版)のコラムでは、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」を取り上げ、20歳代女性(クリニック受付勤務)の業務負荷に関する相談事例などを紹介している。【新井哉】

 

 過労死防止白書コラムに「こころの耳」相談事例も コロナ感染拡大に伴う業務負荷やハラスメントなど

 過労死等防止対策白書に掲載されたメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」のコラム

  

女性の相談事例によると、人手が足りず、辞めたくても辞めさせてもらえない。21年6月ごろから、コロナワクチンの予約電話が鳴りやまず、昼食も食べられないほど忙しいという。

 

相談窓口には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う業務負荷のほかに、「テレワークなどの新しい働き方に関する相談」「ハラスメントに関する相談」などが寄せられているという。 

 

 

出典: 医療介護CBニュース

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