2020.10.05
3

小樽市立病院がコロナ集団感染「収束」を宣言
14日間新規陽性者なく「封じ込めできた」と判断

メディカルサポネット 編集部からのコメント

小樽市立病院の新型コロナウイルス感染症集団感染について、同病院は保健所と相談の上「封じ込めできた」と判断し「収束」を宣言しました。既に新規外来患者の受け入れは再開していますが、通常の診療体制に戻すには一定程度の時間を要すると説明。入院病床は「完全に元に戻っていない」ことから、「即入院となる可能性のある患者」に関しては、当面の間、その都度、医師が受け入れの可否を判断するとしています。

 

 小樽市立病院(一般302床、精神80床、結核4床、感染症2床)は2日、新型コロナウイルス感染症の集団感染の「収束」を宣言した。通常の診療体制に戻るまでの期間について「概ね2-4週間程度必要になる」といった見解を示している。【新井哉】

 

 同病院はホームページで、9月17日に陽性者を確認したのを最後に14日間、新たな陽性者は確認されていないことを取り上げ、「このような状況から、一丸となって取り組んだ感染拡大の封じ込めができた」と判断したとしている。

 

 保健所と相談の上で「収束」と判断したが、「通常の診療体制に戻すには一定程度の時間を要する」と説明。既に新規外来患者の受け入れを再開しているが、入院病床は「完全に元に戻っていない」ことから、「即入院となる可能性のある患者」に関しては、当面の間、その都度、医師が受け入れの可否を判断する。

 

 同病院は「今後も感染症指定医療機関として、引き続き、新型コロナウイルス感染症患者の受入れと治療に取り組むとともに、後志地域の基幹病院として高度医療を提供し、地域住民の皆さまの信頼と付託にお応えできるよう努めてまいります」としている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP