2020.08.21
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小樽市立病院でクラスター発生、新規外来など休止
通院患者は電話診療などで対応

メディカルサポネット 編集部からのコメント

小樽市立病院は20日、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生したと発表しました。18日に職員1人が新型コロナウイルスに感染し、19日に濃厚接触者105人の検査をしたところ、新たに16人が陽性となりました。感染拡大を防ぐために、感染者が確認された病棟を中心に徹底した消毒を実施し、28日まで通常の新規外来患者および新規入院患者の受け入れを一時休止する方針です。通院患者は可能な限り、電話診療やFAX処方で対応するようです。

 

 小樽市立病院(一般302床、精神80床、結核4床、感染症2床)は20日、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生したと発表した。同病院は28日まで、通常の新規の外来・入院患者の受け入れを一時休止する。【新井哉】

 

 同病院によると、18日夜に職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。19日に濃厚接触者の患者34人と職員71人に対し、核酸増幅法(PCR法・LAMP法)による病原体遺伝子の検出を行ったところ、患者10人と職員6人が陽性となった。

 

 感染の拡大を防ぐため、感染者が確認された病棟を中心に消毒を実施するとともに、接触者の検査を進めている。通院中の再来患者については、可能な限り電話診療やFAX処方で対応する。

 

 同病院は、第二種感染症指定医療機関(結核病床・感染症病床)、救急告示病院、災害拠点病院、認知症疾患医療センター、北海道指定精神科病院、地域がん診療病院などに指定されている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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