2020.08.20
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熱中症1週間の救急搬送者数、前週比1.9倍に
消防庁が10-16日の速報値公表、死者は30人

メディカルサポネット 編集部からのコメント

総務省消防庁が熱中症の1週間の救急搬送状況(8月10-16日)の速報値を公表しました。救急搬送者数は前週比約1.9倍の1万2804人で、5週連続で増加。都道府県別の搬送者数は、東京が1574人で最も多く、埼玉、神奈川、大阪、愛知、千葉の順で続きます。年齢別では65歳以上の高齢者が全体の6割超を占め、発生場所は住居が最も多いと報告されています。

 

 総務省消防庁は18日、熱中症の1週間の救急搬送状況(10-16日)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週比約1.9倍の1万2804人で、5週連続で増加した。初診時の傷病程度別では、死者が30人、重症が510人いた。【新井哉】

 

 

 都道府県別の搬送者数は、東京が1574人で最も多く、以下は埼玉(997人)、神奈川(920人)、大阪(898人)、愛知(791人)、千葉(733人)、兵庫(545人)、静岡(534人)、福岡(350人)、茨城(323人)などの順だった。

 

 年齢別では、65歳以上の高齢者(7914人)が全体の6割超を占めた。熱中症の発生場所に関しては、住居(6183人)が最も多かった。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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