2020.05.12
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医療・介護従事者の約3割、身体や健康を心配
コロナ対策の全国調査結果、厚労省

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省が公表した「新型コロナ対策のための全国調査」の結果、回答した1810万人の26.8%が2週間以内の身体や健康について「心配している」と答えたことが分かりました。収入や雇用について不安に感じている人の割合は、「ヘルパー・介護」が24.1%、「医療」は23.6%でした。感染拡大の影響が心身の健康状態にまで広がっています。

 

厚生労働省が11日に公表した全国調査の結果によると、医療や介護に携わる人の約3割が、最近2週間以内での自身の身体や健康の状態を心配していた。また、2割超が収入や雇用面で不安を抱いていることも明らかになった。【松村秀士】

 

同省が公表したのは、「新型コロナ対策のための全国調査」の結果。株式会社LINEの公式アカウントにおいて、サービス登録者を対象に5月1、2の両日に実施した4回目の調査では、回答した約1,810万人の26.8%が、最近2週間以内の身体や健康について「心配している」と答えた。

 

職種別で、そのように回答した割合が最も高かったのは、「タクシードライバー」(32.7%)。次いで、「ヘルパー・介護」(31.9%)や「運送」(30.1%)、店舗を含む「小売り」(29.7%)、「医療」(29.0%)も高かった。

 

収入や雇用については、全体の31.1%の人が不安に感じていた。職種別では、「ヘルパー・介護」が24.1%、「医療」は23.6%。従事者数の規模ごとで、収入や雇用面で不安を抱いている人が多かったのは、3人以下の施設だった。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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