
1.アレルギー性疾患治療薬「ビラノア」に「重大な副作用」新設、「ショック、アナフィラキシー」を追加(12月6日)
厚生労働省は日本製薬団体連合会に対し、アレルギー性疾患治療薬の「ビラノア」(一般名:ビラスチン)などの添付文書改訂を指示する通知を発出した。ビラスチンでは「重大な副作用」の項を新設し、「ショック、アナフィラキシー」を追記する。改訂は、国内外の症例の集積を受けたもの。抗悪性腫瘍薬で免疫チェックポイント阻害薬の「テセントリク」(アテゾリズマブ)では、「重大な副作用」の項に「血球貪食症候群」を追記。抗悪性腫瘍薬で分子標的薬の「タグリッソ」(オシメルチニブメシル酸塩)では、「重大な副作用」の項に「うっ血性心不全、左室駆出率低下」を追記する。