2019.08.06
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社会保障費 “自然増”は5300億円まで―2020年度予算概算要求基準

メディカルサポネット 編集部からのコメント

7月31日に「令和2年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について」が閣議了解されました。年金・医療等については、前年度当初予算額に高齢化等に伴う自然増(5,300 億円)を加算した範囲内で要求。増加額については「経済・財政再生計画 改革工程表」に沿って改革を実行していくことを含め、合理化・効率化に最大限取り組み、高齢化による増加分相当の伸びにおさめることを目指しています

    

政府は7月31日、来年度予算の概算要求基準を閣議了解した。社会保障費の“自然増”については、高齢化等に伴う増加額を5300億円までの範囲で抑制することを求めた。

 

増加額については、「経済財政運営と改革の基本方針2019」を踏まえるとともに、一昨年改定された「経済・財政再生計画改革工程表」に沿って着実に改革を実行するなどの合理化・効率化に最大限取り組むとしている。

 

10月の消費税率引上げに伴う増(社会保障の充実や、教育負担の軽減・子育て層支援・介護人材の確保等)については、予算編成過程で検討するとした。

 

厚生労働省は8月末までに概算要求基準に基づき予算要求を実施。秋以降、2020年度診療報酬改定を含め、年末の予算編成に向けた議論が本格化する。

            

 出典:Web医事新報

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