
1.凍転院搬送が過去最多、救急出動に影響も 2018年速報値(6月21日)
いったん医療機関に収容された患者の症状悪化や専門的な処置が必要となり、他の医療機関へ緊急搬送するため救急車が出動する「転院搬送」の1年間の出動件数が過去最多となった。総務省消防庁が公表した2018年の救急出動件数の速報値で、9年連続で増えている。18年の転院搬送出動件数は54万1956件で、前年比7884件増。18年の救急出動件数(660万5166件)のうち転院搬送が8.2%を占めた。消防庁は、緊急性のない転院搬送は医療機関の病院救急車やタクシーを活用するなど適正な利用を呼び掛けている。