2019.05.13
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措置入院患者の地域移行、保健師の計画的確保を
日本看護協会が厚生労働省に要望書

メディカルサポネット 編集部からのコメント

4月25日付けで、2020年度予算・政策に関する要望書が日本看護協会から厚生労働省健康局長宛に提出されました。(1)自治体保健師の計画的な人材確保および適切な配置の推進、(2)市町村の統括保健師の配置および人材育成計画策定の推進、の2つについて要望しています。

  

 日本看護協会(日看協)は9日、2020年度予算・政策に関する要望書を厚生労働省健康局に提出したと発表した。措置入院患者の地域移行・定着促進に伴い、保健所の保健師による関係機関との協議の場の設定や調整など役割が加わることを踏まえ、保健師の計画的な人材確保などを求めている。【新井哉】

  

日本看護協会の2020年度予算・政策に関する要望書

  

 措置入院患者の地域移行・定着促進に加え、児童虐待防止対策総合強化プランに全ての児童相談所に保健師を配置することが盛り込まれたことなどを受け、要望書では、自治体の保健師の計画的な人材確保や適切な配置が進むよう、厚労省が自治体に強く働き掛けることを求めている。

 

 日看協は「地方交付税の活用をさらに促し、配置転換等による充当ではなく、増員による体制整備を図られることが必要である」としている。

 

 出典:医療介護CBニュース

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