vol.5他の薬局・病院・ドラッグストアはどうしてる?【労働環境改善・定着施策】を大公開!

5分で読めるポイント解説 薬剤師労働実態調査

これまでの記事で、薬剤師の労働実態(具体的にいつ・どんな理由で転職を検討するのか、どんな条件を求めるのか、離職に至る決定打は何か、職場で感じるストレス理由とは等)についてご紹介してきました。記事をご覧いただいた上で、「現在活躍する職員の離職を防止するための工夫は、具体的に何をすれば良いのだろう?」「職場環境をどう変えたら良いのだろう?」と、疑問が生じた方も多いと思います。当記事では、事業者側の取り組み実態を明らかにし、「労働環境の改善策や人材を定着させるための工夫」について、「薬剤師白書2020年度版」のデータをもとに詳しくご紹介します。
 
編集・構成/メディカルサポネット編集部

 

薬剤師の転職・就業動向

以下は「薬剤師白書2020年度版」における、退職・転職動向に関する調査結果です。

 

薬剤師の配置状況は?

 

薬剤師の配置状況を尋ねたところ、「やや不足している」が39.7%と最も多く、次いで「適正である」28.2%、「やや余剰がある」17.6 %、「不足している」14.5%の順に挙げられています。「不足している」と「やや不足している」を合計した、薬剤師が不足していると感じている事業者は全体の54.2%です。では、薬剤師が不足していると感じる理由は、どんなことが挙げられるのでしょうか。

 

 

 

薬剤師が「不足している」「やや不足している」と回答した事業者に、不足していると感じる理由を尋ねたところ、「薬剤師の労働環境の改善や定着のための対策を実施するには不足している」が69.0%と突出して多く、「その他」を除くと、次いで「服薬期間中のフォローアップを十分に実施するには不足している」33.8%、「在宅訪問を実施するには不足している」26.8%、「開局時間外の相談対応、休日夜間対応をするには不足している」12.7%の順に挙げられています。薬剤師の労働環境の改善と定着のための対策、患者へのサービスの向上を実施できるほどの余裕はないことが推察されます。

 

 

労働環境の改善・定着のための取り組みを実施していますか?

 

 

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