2021.05.18
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vol.5 他の病院はどうしてる?【労働環境改善・定着施策】を大公開!

5分で読めるポイント解説 看護師労働実態調査2020

これまでの記事で、看護師の労働実態(具体的にいつ・どんな理由で転職を検討するのか、どんな条件を求めるのか、離職に至る決定打は何か、職場で感じるストレス理由とは等)についてご紹介してきました。
記事をご覧いただいた上で、「現在活躍する職員の離職を防止するための工夫は、具体的に何をすれば良いのだろう?」「職場環境をどう変えたら良いのだろう?」と、疑問が生じた方も多いと思います。
 
当記事では、事業者側の取り組み実態を明らかにし、「労働環境の改善策や人材を定着させるための工夫」について、「看護師白書2020年度版」のデータをもとに詳しくご紹介します。
 
編集・構成/メディカルサポネット編集部

 

 

看護師の転職・就業動向

以下は「看護師白書2020年度版」における、退職・転職動向に関する調査結果です。

  

看護職員の不足に悩んでいる事業者の割合は?

 

 

職場環境の改善や定着のための対策を検討する前に、まずは看護職員の配置状況についてご紹介します。

「不足している」「やや不足している」を合計し、看護師が不足していると感じている事業者は全体の57.9%です。

詳しく見ていくと、「やや不足している」が41.6%と最も多く、次いで「適正である」34.8%、「不足している」16.3%、「やや余剰がある」7.2%の順に挙げられています。

 

では、看護師が不足していると感じる理由は、どんなことが挙げられるのでしょうか。

 

  

   

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